【知っ得!】外壁塗装の営業範囲

 お問い合わせのお電話でたまに耳にするのが、「〇〇に住んでるんですけど見積もり対応していただけますでしょうか?」という不安そうな声。

弊社は長崎市に事務所を構えてますので、特に諫早市大村市にお住まいの方が距離感を気にされることが多いようです。

(長崎県の地理が不明な方のために説明すると、車で1時間前後の距離です。)

そこで今回は、外壁塗装業者の営業範囲や活動エリアについて解説したいと思います!

長崎の地区区分について

地区名主な市町
長崎・西彼地区長崎市 時津町 長与町 西海市 など
県央地区諫早市 大村市 東彼杵町 波佐見町 など
島原地区島原市 雲仙市 南島原市 など
県北地区佐世保市 平戸市 松浦市 小値賀町 など
五島地区五島市 新上五島町 など
壱岐地区壱岐市 など
対馬地区対馬市 など
※赤字は弊社で施工件数が多い地域
統括部長 原田

中村塗装では県内一円対応しております!

しかし注意点もありますので正直にお話し致します

営業範囲が広い場合のメリット

統括部長 原田

外壁塗装を手掛ける業者は多くなってきましたが、地域によっては業者が少ない・業者がいないといったこともあるので、そういった方はとても助かると思います。

 たとえばお住まいの地域に外壁塗装業者が1社しかなかった場合、その地域では1社が独占状態で営業できます。

しかしその業者が優良業者でなかった場合はどうでしょう?

悪い噂などを耳にしながらも、「その業者しかいないし…」と諦めて頼まなければなりません。

営業範囲を広くしてカバーすることで、「仕方なく依頼する」というお客様の不満や悩みを解消することができます

また、インターネットに広告を出す際に地域設定ができるので、営業範囲が広い業者は検索に引っかかりやすくなり、お客様が業者を検索する手間が少なくて済みます

統括部長 原田

業者側としても、当然営業範囲が広ければ広いほど問い合わせや案件が増えます。

しかし、むやみやたらに営業範囲を広げればいいわけではありません

それでは以下で広範囲営業のデメリットを見ていきましょう。

営業範囲が広い場合のデメリット

1.不測の事態があった場合に対応が遅れる

 以下、実際にあった事例を挙げて解説していきます。

工事中のアパートにお住まいのお客様より、その日の作業終了後しばらくしてから電話連絡がありました。

お客様

昨日までは何もなかったんだけど、急にテレビの映りが悪くなったの。

今やってる工事が関係あるのかなって思って連絡したんだけど……。

 ベランダに衛生アンテナを設置しているお宅の方でした。

電気工事の業者さんに連絡を取り、すぐに現場に行き対応しました。

統括部長 原田

 お電話いただいたのは18時頃でした。

現場に到着したのが18時半頃で、19時前には完全復旧しました。

お客様にも「観たい番組が見れる! 助かりました!」と言っていただけました。

 ちなみに工事が直接的な原因ではなく、機器の何らかの不具合で電波を受信する強度が下がっていたようで、電気工事の業者さんが電波が入りやすい角度に調整し無事に解決しました。

 上述した話ですが、もしも距離のある現場だったらどうでしょうか?

観たいテレビ番組が観れなくなりますし、距離によっては到着が夜遅くなったり、翌日まで待っていただくことになる可能性もあります。

統括部長 原田

他にも作業中の事故があった場合など、迅速に対応すべき場面で対応できなくなってしまいます。

2.工事費が割高になる可能性がある

 遠い場所の現場だからと言って人件費が高くなるわけではありません。

交通費運搬費宿泊費など、現場が遠ければ遠いほどサービスの範疇に収まらず、計上しなければならないからです。

統括部長 原田

弊社では近くの現場へ向かう程度のガソリン代(交通費)はいただいておりませんが、工事が終わるまで何度も高速道路を使わなければならない場合などは泣く泣く交通費として請求させていただきます。

 他にも離島の場合は船代がかかりますし、日帰りが難しい距離のある現場の場合は宿泊費が必要になります。

工事設備でリース品が必要になる場合、リース会社の運搬費は距離によって異なりますので、遠い現場だと普段より運搬費が割高になります。

統括部長 原田

もちろん必要最低限に収まるように努力しています。

自分達で運搬できるものはリース会社に運んでもらわずに、受け取りに行って自分達で運搬しますし、不必要にバイパスや高速道路を使うこともありません。

3.工事が遅れる可能性がある

統括部長 原田

これはかなり特殊なケースですが、考えられる可能性の1つとしてあえて挙げておきます。

 例えば途中で材料が不足した場合などはどうでしょうか?

もちろん材料が到着するまで別の工程を進めたり、掃除をしたりして時間をムダに使わないようにするでしょうが、メインの工程が進まないわけですので、工程が少しズレることになるでしょう。

また、作業時間内に材料が到着すればいいですが、材料が届くのが作業時間終了ギリギリになりそうな場合は、諦めて早めに切り上げる可能性もあります。

(もちろん翌日の作業で取り返すでしょうから、一概には言えませんが。)

統括部長 原田

あくまで例としての話ですが、ありえないことではありません。

結局近くの業者に頼むしかない?

お客様

ということは、結局近くの業者さんに頼むしかないのかしら?

統括部長 原田

いいえ、そういうわけではありません!

大切なのは事前に詳しい説明があるか、そして計画的な施工をしてくれそうかどうかです。

 諸経費としてまとめられることが多い交通費や運搬費ですが、何の説明もなく見積書に計上してしまうと「諸経費ってこんなにするの!?」と驚かれることでしょう。

しかし事前に「通常は¥〇〇ぐらいなのですが、どうしても高速道路を使わないといけないため~」といった説明があればお客様も納得できると思います。

宿泊費を計上する場合も、「できるだけ近場の安いホテルを探して~」と根拠ある金額を提示するのが親切でしょう。宿泊の必要があるとしても高級ホテルや高級旅館に泊まる必要はありませんので^^;

 先ほどは材料不足を例に挙げて解説しましたが、計画的な施工をおこなう業者ではほとんどありえないことですし、不測の事態に備えた動きまで想定しています。

頻繁に材料が不足したり必要な資材を忘れてきてしまうような業者は、距離が近い遠いに限らずおススメできません。

統括部長 原田

重要なのはお客様が納得できるかどうかです。

少し割高であっても頼みたくなる業者というのは存在しますし、予算のご都合もあるので予算内に収まりそうな業者で、という選択もあると思います。

私達業者はあくまで提案者、アドバイザーなので、最終的にはお客様が何を重視して選ぶか、だと思います。

まとめ

距離が近いこと・遠いことでのメリットやデメリットを正直に話してくれる業者さんがお勧めです!

 今回はこれを覚えてください!

統括部長 原田

「距離はありますが、お客様のご迷惑にならない範囲で時間がかかってでも駆けつけます!」

事前にそんな説明があれば安心感が違うと思います。

 弊社は基本的に長崎市を中心としてお仕事をさせていただいてますので、「長崎市から諫早大村は遠いから大丈夫かしら?」と気にされるお客様も多いですが、喜んで対応させていただいてます。

統括部長 原田

距離がある場所にお住まいのお客様の対応をする際は、特に事前の打ち合わせを細かくするよう心掛けています。

訪問日時などをしっかり話し合って調整し、当日も出発前に

「今から〇〇を出ますので、△△分ぐらいでお伺いできると思います」

といった具体的な連絡を必ず入れるようにしています。

 最近(2022年6~8月)でも五島や小値賀町や佐賀県など、宿泊や長時間の移動を要するような現場でお仕事をさせていただきました。

創業50年以上の信頼と実績、確かな施工の腕、そしてなにより具体的かつ何でも正直にお話しする工事のご提案。

お近くにお住まいの方も遠方にお住まいの方も、外壁塗装でお悩みの方はまずは中村塗装にご連絡ください!

お見積もりや点検調査は、長崎県内であれば距離に関わらず無料でおこなっております!