【内容をしっかり把握!】外壁塗装 良い見積もりと悪い見積もり

この記事でわかること

・良い見積もりの特徴

・悪い見積もりの特徴

 外壁塗装は頻繁におこなうものではないので、相場や適正価格が分かりにくいため、見積もりを取るが大切です。

見積もりを取ったって、わかんないものはわかんないわよ……

そこで今回は、見積もりの中身を解説しながら良い見積もり悪い見積もりについて解説したいと思います。

外壁塗装の相場についてはこちら!

まずは見積もり調査を依頼しましょう

弊社 見積もり調査報告の様子

 最近はほとんどの業者が「見積もり無料」を謳っていますので、無料の見積もりはセールスポイントにならなくなっています。

逆に、見積もりの段階で出張費が必要になるくらい遠方の業者に工事依頼をした場合、「運搬費」や「交通費」がかさんでしまうこともありますので注意が必要です。

統括部長 原田

運搬費や交通費は「諸経費」としてまとめられることも多いので、気づきにくいことが多々あります。

 見積もりを依頼する際に大切なポイントは2つあります。

① 対応は親切で迅速か?

 電話問い合わせ時の話し方や言葉遣いなどは、今後の対応の丁寧さに直結します。

メールなどの文章を伴う問い合わせでも、丁寧な書き方や最低限の言葉の選び方を見ることができます。

 また、問い合わせに対していかに迅速に動いてくれるかも重要です。

問い合わせから見積もり調査までの動きが遅い業者の場合、調査後の見積もり提出も遅くなる可能性があります。契約していざ工事が始まった場合を考えても不安です。

工事に対する要望や質問に素早く回答してくれるのか、工事はしっかり進められるかどうか、最初の悪印象が尾を引いてハラハラしてしまうかもしれません。

② 見積もり調査は丁寧におこなわれているか?

打診調査の様子

 外壁塗装の費用は、塗料のグレードだけではなく、外壁の劣化状態や施工面積によって異なるため、しっかりと現地調査をおこなわなければなりません。

込み込みのパック料金を売り出している塗装業者が「〇〇万円~」という価格帯での表記をしているのは、建物がある一定の状態にあり、一定の施工面積だと仮定しての「概算価格」だからです。

統括部長 原田

同じ住宅地にある同じ築年数の建物でも、それぞれ劣化状態は異なります。

大切なのはご相談いただいたお宅を1軒1軒しっかりと調査することです。

こんな業者はNG!

・現地調査をせずに見積もりを出す業者

・外からパッと見るだけを「調査」という業者

・5~10分ぐらいの短時間で調査を終わらせる業者

統括部長 原田

見積もり調査にはできるだけ立ち会い、調査の様子を観察するのがおススメです!

図面があれば図面をお借りして詳しい数量を拾い出すことが可能ですが、劣化状態は実際に調査しないことにはわかりません。

図面がなかったり紛失していることもあるので、現地調査による実測が必要になることも多いです。

見積書をじっくり見てみましょう

 工事価格が気になるのは重々承知ですが、工事価格だけ注目するのはNGです!

業者から提出された見積書をじっくり見てみましょう!

① 具体的な工事内容や使用材料が記載されているか

 いかに格安で魅力的に映っても、見積書に「外壁塗装工事一式」「屋根塗装工事一式」という曖昧表記しかない業者には注意してください。

統括部長 原田

外壁や屋根の塗装は3回塗りが一般的です。

※使用材料や下地塗装箇所によっては2回塗りや4回塗りも有。

しかし、「塗装工事一式」という表記では何回塗りかがわかりません

業者に質問すれば「3回塗りですよ!」と答えてくれるかもしれませんが、見積書に記載がないことを考えると、信じていいのか不安になると思います。

統括部長 原田

悪徳業者の手法として多いのが、途中の工程を省くというものです。

 お客様に3回塗りと説明している工事を、2回塗りで実行すれば1回分の材料費が浮きます。

また、塗り1回分の人工(人件費)も浮くので、短い工期でより多くの利益を得ることができます。

しかし、高圧洗浄や下地調整や1回目の塗りがしっかりおこなわれていないと、数年後すぐに塗膜が剥がれるなどの不具合が起き始めます

統括部長 原田

外壁塗装というのは、塗ったばかりはどれもキレイに見えます。

違いが出てくるのは数年後なので、悪徳業者にダマされたと気づくのも時間が経ってからになり、手遅れになることも多いんです。

② 塗装面積の表記と根拠にも注目

 日常生活では「坪」表記に馴染みがあると思いますが、坪数からは正確な塗装面積を出すことができませんので、見積書内の単位が「坪」の場合はご注意ください。

なぜなら「坪数」は「床面積」だからです。

以下の図をご覧ください。

 上図では、坪数は違いますが外壁の面積は同じです。

ですが、坪数を基準に価格が設定されてしまうと、塗装費に差が出てしまいます。

坪数で表記している業者が悪徳業者だというわけではないので、坪数でのみ価格を設定している業者に注意していただきたい、という注意喚起です。

統括部長 原田

塗装面積は「平米(㎡)」表記が基本だと覚えておいてください!

また、どうしてその価格になるのか、根拠を正直に話してくれる業者を選びましょう。

③ 希望する塗装がすべて含まれているか

 先ほど少し触れましたが、込み込みパックのような塗装プランは注意が必要です。

お客様

安いと思って契約したら、屋根塗装が含まれてなかった!

別料金で屋根塗装までお願いしたらそんなに安くなかったわ…

統括部長 原田

実際にお客様から聞いた話です。

他にも、「足場代は別だった」「雨樋まで塗ってもらえると思っていたのに」という声が過去にありましたので、塗装工事の内容は必ずご確認ください

また、外壁や屋根や付帯部などすべて含まれていたものの、紹介されていた価格が耐久性の低い塗料での価格だった、という例もあります。

相見積もりって本当に必要?

 ほとんどの業者がホームページ上で相見積もりを推奨していますが、相見積もりは本当に必要なのでしょうか?

統括部長 原田

これは正直難しい話です。

私個人としては、信じられる業者に出会えたなら相見積もりは不要だと思っています。

 相見積もりを取る理由は、見比べるためです。

トータルの工事金額はもちろんのこと、各工事の内容や単価、推奨している材料など、普段馴染みのない塗装工事というものの相場を見比べることで知ることができます

統括部長 原田

ですので、何でも正直に根拠を交えて説明をしてくれる業者に出会えたなら、無理して相見積もりを取る必要はないと思います。

 相見積もりを取る際は3社までに抑えておきましょう。

たくさんの業者に相見積もりを依頼してしまうと、それだけ現地調査や見積もりが出揃うまでに時間がかかります

また提出された見積書を見比べると、業者間の工事金額の違いばかりが目についてしまい、「1番安いところでいいかな?」となし崩し的に決めてしまう可能性が高いです。

統括部長 原田

「安さ」にも「高さ」にも理由があります。

大切なのは「その価格になる理由」です。

まとめ

💡まとめ💡

・良い見積もりは、施工箇所や具体的な工事内容、単価が事細かに書かれている!

・良い見積書は、見るだけどほとんどの内容がわかる!

・悪い見積もりは、詳細な内容が書かれておらず「一式」などの曖昧表記が多い!

・悪い見積書は、見ただけでは内容がわかりにくいことが多い!

統括部長 原田

せっかくの塗装工事です、どんなに些細な疑問でも遠慮せずすべて業者にぶつけてみましょう!

 外壁塗装をお考えの際は、ぜひ中村塗装にご連絡ください。

もちろん相談・調査・お見積もりは無料、最短即日お伺いします!

写真付きの調査報告書と一緒に詳細を記したお見積書をお持ちし、工事のご案内をさせていただきます。